■ ID | 641 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | Development of Geo-database system with the perspective of Environmental Scientific use and its application |
■ 著者 | 八戸昭一
Shoichi Hachinohe
埼玉県環境科学国際センター 石山 高 Takashi Ishiyama 埼玉県環境科学国際センター 佐坂公規 Kouki Sasaka 埼玉県環境科学国際センター 石原武志 Takeshi Ishihara 東京大学大学院 須貝俊彦 Toshihiko Sugai 東京大学大学院 K.G.I.D.Kumari Kahawaththa Gamage Inoka Damayanthi Kumari 埼玉大学地圏科学研究センター 小口千明 Chiaki T. Oguchi 埼玉大学地圏科学研究センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | Proceedings of the International Symposium on Geo-informatics and Zoning for Hazard Mapping, 152-157, 2009 |
■ 抄録・要旨 | 近年、世界各国の大都市が位置する沖積低地ではヒ素や鉛などの有害重金属類が自然地層から地下水中へ溶出する事例が数多く報告されている。そこで、本研究では自然地層や土壌中に含まれる重金属類の賦存状態を評価するため、各県土整備事務所等に保存されたままとなっているペネ試料の環境調査での利用可能性を検討した。調査地域は埼玉県中西部の荒川低地中流域とし、地質試料は地表面から約20m深までの沖積堆積物とした。同一地点で採取した掘削直後の試料と掘削後約10年が経過したペネ試料の全含有量及び溶出量を比較した結果、重金属類や主要化学成分は時間の経過よりほとんど変化がなく、ペネ試料は環境調査で十分利用できることが判明した。一方、特にヒ素の溶出量は時間経過により減少しており、試料採取後の保存状態(酸化程度)に注意が必要であった。 |
■ キーワード | ボーリングデータ、自然由来、重金属、ヒ素、地理情報システム |
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